自閉症者のための定型発達者講座 定型発達者はチーム感覚の維持で心理的安定を得る

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定型発達者はチーム感覚の維持によって心理の安定を得ている。

ちょっと結論から先に書くことにする。

定型発達者にとって、チーム感覚(連帯感覚)の維持(及びそのための会話)が心理的安定のために重要である。

さらに、チーム感覚の維持に重要なファクターとして、次にあげるようなものが必要である。

  1. 集団それ自体に関する情報が共有されていること
  2. 集団内での予定・日程の共有がなされていること
  3. 集団内でさまざまな目標の共有化がなされること。

 

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定型発達者の会話におけるチーム感覚の維持の重要性

さらに上記のファクターは定型発達者の会話の目的の重要な部分を占める。また、その心理的重要性は、実際上困りごとが生じるか可能性があるかどうかという点には関係が薄く、また、目標共有に関しては実現可能性との関連性もまたうすい。

これらが十分に満たされないと、定型発達者はチーム感覚の維持ができないため疎外感を感じる。また、これらを満たすことを阻害する人物に対し、怒りを感じる事が往々にしてある。

しかしながらチーム感覚それ自体をあまり持たないアスペルガー症候群者(自閉者)にとって、チーム感覚の維持のためになされるさまざまな事に対し、その重要性を自然に認識できるものではない。 

そのため、アスペルガー症候群者は、しばしば「いきなり怒りだされた」などということに遭遇する羽目に陥るのであるが、それには上記のような定型発達者的理由があるのである。

家庭内で多く発生するトラブルの多くにチーム感覚の維持心理が関係

この手のトラブルはさまざまな集団で発生するが、特に家庭内で多く発生すると思われる。
なぜなら、家族関係というものが実利面よりも心理面でのつながりであるからである。

さて、家庭内トラブル具体例を挙げると

1の「集団それ自体に関する情報が共有されていること」が満たされなかった場合

「親戚の○さんの娘さん、高校合格したんだって?、
お祝いのお礼の電話で初めて知って焦ったわよ!
そんな大事なこと言わないなんて、それって私なん
かどうでもいいってことぉ?!もうアタマにくる!!」 

2の「集団内での予定・日程の共有がなされていること」が満たされなかった場合

「何度も言っておいたのに今週○○へ行こうって言った
のわすれてたの?それって私のことなんてどうでもい
いってこと?」 

3の「集団内でさまざまな目標の共有化がなされること」が満たされなかった場合

「なんでそんなに家のことに無関心なのよ、それって
私たち家族なんてどうでもいいってことぉ?」

1と2が満たされなかった場合の融合パターン

「今日、娘の就学相談の日だって言っておいたでしょ、
いくら任せてって言ったからって、何で結果くらい聞かな
いのよ、そんなに家族のことに関心がないわけ!!こっち
は大変だって言うのに冷たいぃ!!!」

こういったケースでの定型発達者の心理は
「自分(家族)は尊重されていない」=寂しい (→「アスペルガー者が冷たい」)というように感じることが多いようである。

 

アスペルガー者には家庭内でのほう・れん・そうが必須

この種の「いきなり怒りだされた」を防ぐためにいわゆるアスペルガー症候群者においては(家庭内でも)「ほう・れん・そう」と呼ばれるもの、すなわち「報告・連絡・相談」の習慣をつける必要が定型発達者以上に重要であろうと思われる。

だが、問題は「忘れてしまうこと」である。定型発達者にとってはごく自然にできることなので、「ついうっかり…」が生じにくい分野であるのだが、アスペルガー症候群者にとっては実際上問題が生じにくい場面では「ついうっかり…忘れた」が最も生じやすいと思われる。

ビジネスライクにメモ等での連絡も方法の一つであるし、定型発達者に協力を求め、「できるだけ尋ねてもらうように」するのもいい方法かもしれない。

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