自閉症スペクトラム当事者の手記等

自閉症だったわたしへ　ドナ・ウィリアムズ著　新潮文庫

世界で初めての自閉症者による手記。オーストラリアのワーキングクラスに生まれた著者の、幼少時の感じ方からはじまり、周囲との軋轢に満ちた少女期、そして青年期の混乱を経て自らを見つめ直す姿。

自閉の内部世界というものがありありと描かれていて非自閉者の方には新鮮でしょう。

他の誰かになりたかった　藤家寛子著　花風社

この世界への違和感から多重人格になった少女が再び人格を統一して生き始める。違和感の原因はアスペルガー症候群であった。

変光星　森口奈緒美著　花風社

「いじめる子は悪くない。いじめられる子が悪い」その常識に苦しめられた自閉の少女の手記

私も同じようないじめられ方をしましたねえ…となると、時代というものをちょっと考えさせられました。